2019-03-14 第198回国会 参議院 環境委員会 第3号
見た目は普通のプラスチックカップと全く同じように見えて、とっても丈夫なのでございますけれども、実はトウモロコシのでん粉と乳酸菌を原料とするポリ乳酸でできています。耐久性もあるため何度でも使えます。
見た目は普通のプラスチックカップと全く同じように見えて、とっても丈夫なのでございますけれども、実はトウモロコシのでん粉と乳酸菌を原料とするポリ乳酸でできています。耐久性もあるため何度でも使えます。
小松所長は、環境中で分解されやすい生分解性プラスチックの一つでありトウモロコシなどのでん粉と乳酸菌を原料とするポリ乳酸を使用した製品の量産化技術を開発し、今年一月に公表された第七回ものづくり日本大賞で内閣総理大臣賞を受賞しています。
そういうこととまぜれば、私は十分バイオエネルギーとかバイオマテリアルの展開はあると思いますが、このときもやはり、所管の問題なり、農林水産省の所掌の範囲というのが一つの障害になってきて、でん粉を分解してブドウ糖にしていきます、乳酸発酵して、そこまでは農林水産省ですが、その乳酸を重合してポリ乳酸という合成樹脂になった途端に経済産業省がぽっと持っていく。
あるいは光合成、光バイオも含めてでありますけれども、太陽による植物由来の素材、例えば以前にも委員会で出ておりましたけれども、トウモロコシ、サツマイモなどから生産したポリ乳酸、これが枯渇資源の代替資源に十分なると言われているわけでありますけれども、こういう植物から再生可能な資源を原料にいたしました化学品、プラスチック、合成繊維、原料などの脱石油という方向が出始めていることも事実であります。
石油化学系の例えばプラスチックがキロ二百円としますと、ポリ乳酸、これは生分解系ですから土に還元されていきますし、非常にリサイクルがしやすいもの。